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【ブログ】共同創業者からのご挨拶~岡本拓也

2016.12.5

~バックパッカーからプロフェッショナル、そして経営者へ~

はじめまして、岡本拓也です。我々ソーシャルマネジメント合同会社(Social Management LLC:略してSML)には2人の「岡本」が創業メンバーにおりますが、兄弟ではありません。笑

最初に、少し自分について。私の原点は、学生時代に大学を一年休学し、バックパックで世界を旅して回ったこと。その旅の最後に、たまたま訪れたバングラデシュにてマイクロクレジットに出会い、社会の課題をビジネスにより解決する人たちと出会ったことでした。

帰国後、苦労して公認会計士になり、ベンチャー企業の経営メンバーや企業再生アドバイザーで研鑽した20代を経て、2011年2月末に企業再生コンサルティング会社を退職。その11日後に、まさかの東日本大震災が発生しました。そして、震災の直後に、それまで理事として関わっていたソーシャルベンチャーの代表となりました。今から考えると、何かのご縁のようなタイミングで、全てのことが起こりました。

…そこから約6年の間、経営者として自らの組織をリードする中で、沢山の失敗と挫折があり、それらを乗り越える過程から、沢山の学びの機会を得ました。失敗や挫折を乗り越えられた理由の一つに、SMLを共に創業した仲間達の存在があります。

~我々の相互研鑽の場から、より社会に開かれ実践の環を拡げる場へ~

2014年の年明けに、同じ課題認識を持っていた我々4人で経営勉強会を実施しました。そこから毎月のように、お互いの組織の取り組みを紹介したり、抱えている課題に対してアドバイスしあったり、学びを組織に持ち帰ったりしました。
「経営者は孤独」とよく言われますが、それぞれの組織の経営者でもある我々は、経営者/リーダー特有の課題や、組織内では相談できないことも抱えていました。いつしか、お互いの悩みをじっくりと相談し合うことも習慣化していきました。

そして、この4人で学び合ってきたことを自分たちの中だけにとどめるのではなく、より多くの社会課題を解決したいと本気で取り組んでいる経営者や組織に共有していく必要があるのではないか、その共有によって社会変革を加速できるのではないかと考えました。
そこで、我々は”社会的価値”、”経済的価値”、”組織の幸福価値”の三つをともに最大化していく経営の在り方を「ソーシャルマネジメント」と定義し、その環を拡げていこうと決意し、2015年9月にSMLを起業し、あらためて組織化しました。

「ソーシャルマネジメント」の考え方、即ち”社会的価値”、”経済的価値”、”組織の幸福価値”を共に大切にする経営の在り方は、ゆくゆくは、すべての組織やチームに有効なものになるのではないか、と考えています。
不確実性が高まった現代において、未来は、予測するものではなく、我々一人一人が”当事者”として創っていくものです。私たちは「ソーシャルマネジメント」の環を拡めていくことによって、より多くの人が可能性を信じて挑戦する社会を創っていきたいと考えています。共に未来を創りましょう!

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