～ソーシャルマネジメントの3つの価値について～

これまで我々SMLでは、「社会的価値」、「経済的価値」、「従業員の幸福価値」の3つをともに最大化していく「ソーシャルマネジメント」の考え方を実践してきました。時に一つの価値を最大化し、時にそれぞれの価値をバランスさせることによって、社会にとてより機能する組織づくりを目指してきました。実際に私も、この考え方にそって規模や価値観が多様な組織をマネジメントしてきており、一定の手応えを感じてきました。

～4つ目の価値について～

上記の3つの価値に加えて、4つ目の価値として「個人の幸福価値」というのもあるのではないかと考えることが増えてきました。WILL/CAN/MUSTのフレームワークなどで触れられることも多いですが、私は自分が経営者になるまでは、経営者にとってもこの「幸福価値」が大切であるということを考えることはありませんでした。なぜなら、経営者は裁量も相対的に大きいため、3つの価値を追求すること＝経営者の幸福価値と考えていたためです。

しかしながら、事業や組織の状況、フェイズによっては、経営者でもこの価値のバランスに葛藤を抱えている方も一定数いらっしゃるということを体験する機会が増えてきました。

～これからの取り組み～

このような中で、これは私個人の想いですが、マネジメントをより機能させる視点を拡張して、経営者の様々な葛藤を共有しお互いにメンタリングしていける関係性の構築についても取り組みたいと思うようになりました。
経営者の葛藤を共有しあえるコミュニティがともに育てていければと考えています。